レキシントン−なぜLexington?

October 16, 2004

全米にいくつのレキシントンという市があると思いますか?えっ?ひとつではないの?そう、僕もそう思っていました。あらためて米国のYahoo! mapなどで検索すると、なんと全米で24都市あります。そう北米本土の2つに1つの州にはLexington市があることになります。

さて2003年に記憶を戻し、なぜ僕らがLexingtonを居住のため選んだのかということですが、1990年代後半にハーバード大学へ通うのにベルモント(Belmont)に居住した銀行系研究者からお聞きした話に基づいています。それは、もし次に滞在することができるとすればレキシントンが良いという奥様の話でした。しかもアンティークショップが多いということ。それは良さそうだな、とそのときに決定した感じです。残念ながらレキシントン自体の情報はあまりわからないようでしたので、日本国内にいながらのwebによる調査がそのときに始まります。(ちなみにアンティークショップが多いという情報は、レキシントンに住んだ後に確認していきましたが、そうとうさらなる郊外地域と誤解されていたものと思います。)

情報を入手することはかなりたいへんです。ですが、えっ!全米で住みたい町のベスト10に入っているじゃないか!そういう驚きなどもありながら、決意を堅くしていきました。そう、それが別の州のレキシントンであることに気付くには、数日かかりました・・・。そのときは気持ち的に手遅れです。そしてマサチューセッツのレキシントンの生きた情報はごくわずかでした。そのときwebには、子供の通うKinder情報もほとんどありません(Boston市やCambridge市には結構あるのです)。あるものはレキシントン−コンコードの戦いに関するものでした。さすがに230年前からは変わってるでしょう。

結局、ほとんどたいした情報も得られないまま、ボストンでのホテル3泊の予約のみをとって、スーツケース3つで渡米し、僕にとっての東部開拓がはじまります。このレキシントン情報は、ボストン旅行のついでに足を延ばして観光したい方へ、またケンブリッジに通う居住地としてのレキシントンを選択したい方へ、できるだけスムーズに安心して生活が始められることに寄与できればと思います。


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